バリのグリーンスクールが中学生起業家を生み出す秘密とは

思わず我が子を通わせたくなった、世界遺産級の学校

私は2016年の5月と6月に2週間ずつ計1か月の間、
インドネシアのバリ島にある孤児院でボランティアしていました。

 

 

そもそも一番最初に行ったのは、同年の2月。

 

少し早い母親への誕生日プレゼントとして旅行に連れていってあげたのが最初のバリ訪問でした。

 

 

「モノよりも思い出をあげたい」
「日ごろ、仕事に家事に息つく暇もなく頑張ってる母の少しでも息抜きになれば」

 

そんな思いで計画したバリ旅行。

 

私自身もバリは初めてでしたが、バリの雰囲気や、
人のあたたかさに一気に虜になっていました。

 

「一度バリに来た人はハマって何回も来る事になる」

 

そんな言葉を聞いた事がありますが、すごく納得出来ました。

 

そして帰国後、私は元々関心のあった、孤児院でのボランティアで、
次はどこの国に行こうかなと調べているとバリ島でのボランティアを発見。

 

当たり前ですが、たった数日の観光では
バリ島のディープな部分を見る事は出来ませんでした。

 

バリ島にも貧困に苦しんでいて、
孤児院で暮らす子ども達がいたんだと思ったら、
次の渡航は迷わずバリ島に決めていました。

 

バリ島でのボランティアの記事は、こちらを参照して下さい。

 

私は滞在中に、バリ人の家にホームステイしていたのですが、
そこで一緒にホームステイしてた日本人女性の方に、グリーンスクール
という何やらおもしろいインターナショナルスクールがあるという事を聞きました。

 

話を聞いただけで、ワクワクし、実際に調べてみると、ますます興味が沸きました。

 

グリーンスクールの魅力、その1~校舎が全て竹で出来ている~

 

グリーンスクールでは、成長が早く環境にも優しいという事から竹を使用しています。

 

校舎だけでなく、机やイスはもちろん、遊具なども竹で出来ています。

 

そして教室は壁も窓もなく、自由でオープン。

 

 

創設者のジョン・ハーディー氏は、机の形や並び方にもこだわりを見せています。

 

円形や扇形など、様々な形を使用したり、中心を向いて丸く並べる事により、
固定概念にとらわれずに、子ども達の成長に繋げようと考えたそうです。

 

グリーンスクールの魅力、その2~排泄物を畑の肥料に!?~

 

普段、当たり前のように私たちが使ってる水洗トイレ。

 

なんと平均的に1回のトイレで6リットルの水が必要とされているそうです。。

 

こんなに恵まれている日本で生活していたら、
「ふーん」くらいの事かもしれませんが、
途上国で水は本当に貴重な存在です。

 

アフリカの猛暑の中、水汲みに行ったりした事もありますが、本当にしんどいです。

 

だから決して無駄遣いなんて出来ませんし、水のありがたみをすごく感じます。

 

グリーンスクールではコンポストイレというのを使用しています。

 

これは、用を足した後に、おがくずなどを入れて微生物の力で自然に分解し、
その後に肥料として畑にまき、再利用していくというもの。

 

更に、グリーンスクールでは、その畑で採れた野菜を学校のランチで
食べるので、子ども達は循環していくシステムを日常の中で、
体感的に学んでいくことが出来るんですね。

 

グリーンスクールの魅力、その3~太陽光と水力発電を使った自然エネルギー~

 

なんと校内で使用されている8割は太陽光発電、
残りの2割は川の水を利用した水力発電だそうです。

 

教室には照明がほとんどなく、外の光をうまく取り入れているんだとか。

 

水だけではなくて、こういった仕組みが電気のありがたさにも
気付ける子ども達へ成長していくでしょうね。

 

グリーンスクールの魅力、その4~グリーンスクールのプールは泥!?~

 

人気の授業の中に、泥プールで行われる泥んこレスリングと
川のプールで遊ぶ水遊びがあるそうです。

 

泥んこレスリングの授業にはバリ島で有名な格闘家が来て、
一緒に泥んこになって、投げ飛ばしてくれたり指導してくれるんだとか。

 

更には川のプールもあり、学校の敷地内に流れているアユン川で
ライフジャケットを身につけて川に飛び込んだり、子ども達は
日ごろから、大自然に触れあってその中で育つ事が出来るんですね。

 

私もバリでラフティングしましたが、本当に大自然で
エキサイティングで大人でもテンション上がっちゃいました(笑)

 

グリーンスクールの魅力、その5~校内にあるオーガニックカフェ~

 

なんとグリーンスクールの敷地内には、カフェが数件あります。
生徒達が敷地内で育てた野菜や果物を使ったお店があったり、
有名なコーヒーショップなどもあるそうです。

 

例えば同じトマトでも…自分で育てたものっておいしく感じませんか?(笑)

 

私は小学生の時に家でミニトマトを育てていたんですが、
水やりをしたり成長を間近で見てたからか、
美味しく、そして感謝して頂く事が出来るんですよね。

 

あと祖母が福島で農家してるので、野菜やお米を送ってきてくれるのですが、
おばあちゃんが苦労して育ったものって思うと、普通にスーパーで買うよりもおいしく感じるし、
何より感謝の気持ちが芽生えるんですよね。

 

こんな学校に通わせたら子どもはどんな風に育っていくんだろう…
自分の子ども通わせたい!!

 

子どもいないけど(笑)

 

結婚もしてないけど…(笑)

 

従来の学校の姿を覆すような学校ですが、
3歳児から高校生までのインターナショナルスクールで、
世界中から450人ほどの生徒が集まっているそうです。

 

この学校に通わせるために、バリ島に移住してくる家族もいるんだとか。
その人気の理由は、今までに書いたことはもちろんですが、徹底した行動重視型の教育方針。

 

わずか10歳にして、使い古しの食用油で走らせるスクールバスを発明した生徒がいたり、
それよりも幼い子どもたちが、レジ袋撲滅運動を起こす…など。

 

そんな生徒がぞろぞろいるそうです。

 

あのハーバード大学など欧米の名門大学から、
わざわざリクルーティングに来るほど注目されています。

 

あ~ますますこんな学校に子どもを通わせたいな~
って思いませんか?(笑)

 

すると、この学校を教えてくれた日本人女性の方に、
「無理だよ」と一言、言われました(笑)

 

それは、お金の問題ですね。

 

インターナショナルスクールの費用は一般的に高いですが、
更に海外ってなると、もちろん難易度はあがりますよね。

 

入れるのが無理だったら、自分でつくりたい!!
と、無謀なことが頭をよぎりました(笑)

 

そこで気になったのが…

 

グリーンスクールをつくったのは、どんな人!?

 

設立者はジョン・ハーディー氏。

 

もともとはジュエリー会社「John Hardy」を国際的なブランドに
成長させた、デザイナー兼、実業家だったそうです。

 

そしてその会社を売却後、ジュエリー会社の製造拠点でもあり、
長年の住処でもあったバリ島に恩返ししたいとの思いで
「新しいリーダー」を輩出することを思いついたそう。

 

しかし今のグリーンスクールをつくりあげるまでには困難の連続だったそうです…

 

いつも思うんですが、何をするのにも、
能力や知識は経験を積めば、ある程度はついてくると思うんですけど、
何よりも大事なのって「想い」だと思うんですよね。

 

こんな事を言うと、
甘いって思われるかもしれないですけど、
結構真剣にそう思ってます。

 

いくら能力や知識があっても想いが弱ければ
困難にぶつかった時に簡単に諦めてしまうと思うんです。

 

でも想いが強ければ、そう簡単に諦められないし、困難にぶつかっても、
諦めるよりも、乗り越える方法を考えるんじゃないかなと思います。

 

きっとこのグリーンスクールが誕生したのも、
困難にぶつかりながらも、「絶対に設立するんだ」という
設立者の想いがあったからこそなのかなと思いました。

 

それが今じゃ、中学生の起業家を誕生させたり、世界中に入学希望者がいたり、
欧米の有名大学からリクルーティングに来るほどの学校になってるんですからすごいですよね。

 

ということで想いだけで行動してる私は…(笑)
グリーンスクールに携わってる人にコンタクトを取り、

 

「グリーンスクールに惹かれました!」

「自分もいつかこんな学校作りたいです!」

 

・途上国の貧困問題や教育に関心があること

・ビジネスを通した貧困問題の改善に関心があること

・需要のある場所で孤児院や学校を建てたいこと

 

を伝えると…

 

「温かいお心とお人柄の良さが溢れる内容に深く感動致しました」

「私たちも孤児院や病院などに寄付をさせて頂いたり、バリ島の発展や、
バリ島に恩返しをしたいという想いで設立した会社です。少しでもお力になれればと思います」

 

と言って下さり、案内してもらえる事になりました。

 

ということで次回、バリに行くときは、
グリーンスクールを訪れて自分自身で体感してきたいと思います。

 

バリに行くのは、グリーンスクールに行くという目的の他に、
去年ボランティアしていた孤児院の子ども達に会いに行くという目的もあります。

 

実は先日、嬉しい報告がありました!

 

ボランティアしていた孤児院の大学生だった子から、連絡が来て、
「卒業したよ」「日本語を勉強したい」と。

 

 

毎年数えきれないくらいのボランティアが世界中から来てるだろうに…

 

ボランティア後もたまに連絡は取っていたけど、
わざわざ自分に報告してくれて、更には日本語を勉強したいって言って
くれるのは日本人として嬉しい事ですよね。

 

バリ島は日本人の観光客も多いし、
インドネシアは世界の中でも日本語を勉強したいという人が多い国。

 

彼らが日本語を学ぶ事によって、何かプラスの方向にいくことを信じています。

 

行った事もない国に行くのもいいけど、会いたい人たちがいるから、また行く。

 

全く知らない縁もゆかりもなかった土地が、そんな風になっていくのは、
とても幸せなことだなと思いました。

 

彼らの為に、何か少しでも力になれたらいいな。
 

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